スマホタイムグラファー
タイムグラファーとは、機械式時計の歩度(時間が正確にあっているか)を計測する測定器のことです。修理前や修理後、暇な時(爆)に測ることで時計の状態を知ることができます。
記事のタイトルの紹介の前にタイムグラファーでどのような情報が測れるかおさらいしましょう。
①歩度:機械式時計の遅れ、進み度合いのこと。
②片振り(ビートエラー):テンプの振りの左右バランス。ヒゲゼンマイが左右に均等に振れていない誤差。
③振り角:天輪の振れる角度。片振幅の角度で、最高に振れるものは約340度程度、ゼンマイが切れて止まる直前で約100度程度。
とググッた(爆)ところで、本日の商品はこちら(爆)↓
<Watch Tuner>
と、
<Watch Tuner Timegrapher>
どちらもiAPPになりますので、iphone、iPadなどアップル商品のアプリになります。(アンドロイドの方、すみまへん)
<Watch Tuner>は簡易的なタイムグラファーになります。<Watch Tuner Timegrapher>と比べてグラフが表示されない為、タイムグラファーっぽく無いですが、どちらも歩度、片振り、振り角は確認できます。
このiphoneのアプリが無い時代はPC用に「びぶ朗」というソフトがあって、ソフト自体はいいのですが、集音器(ピックアップ)が無いと使えない為、なかなか敷居が高く、僕も100均で防犯ベルのスピーカーをばらしていろいろと作ろうとしていたのですが、結局般若の顔になりながら放り投げました(爆)
また普通にアマゾンとかにタイムグラファーの機器が売っているのですが、29800円とまあまあ高いんですよね、、、
そんな時に探して見つけたのがこの二つのアプリです。
最初に<Watch Tuner>を購入してから、後になって<Watch Tuner Timegrapher>がでたので僕はどちらも購入しちゃったんですよね。
最初から<Watch Tuner Timegrapher>だせや(爆)
まあそんな文句をいっても始まらないので、とりあえずアプリの使い方を書いておきます。
①とりあえずiphone等に純正のイヤホン(マイクがついているイヤホン等ならOK)を装着する。
②下図の赤丸の部分のマイク側を、時計の後ろに(裏蓋側)に通す。
③アプリを立ち上げると、下図が表示されます。
<Watch Tuner>
<Watch Tuner Timegrapher>
④表示されたら、※1のスタートを押す(静かなところで測るのがコツ)
⑤Number of sample(sample)が増えていき、自動的にBPH(振動数)が表示され、情報が表示できるようになったなら、
※3に歩度(rate)
※4に片振り(Beat error)
※5に振り角(Amplitube)
が表示されます。
<Watch Tuner>
<Watch Tuner Timegrapher>
またqualityはその情報の正確性になります。あまり雑音の多いところでやると正確に表示されない為、注意してください。またダイバーズなど裏蓋がゴツくて集音できない場合は、sensitivityを+かhighにもっていけば測れると思います。
説明はこんな感じです。写真を撮るついでにシーマス測ってみたら、じゃっかんマイナスに振れてるけど案外いい感じでした。
これなら、、、、
オーバーホールは10年しなくていいね(爆)買ってからもしてないけど(爆×2)
よかったら使って見てください(YES)
カスタムやってみました→ブラックボーイカスタム①、セイコー サードダイバー 6309 MOD、6309 MOD
こちらもどうぞ→以前持っていた時計たち
<Watch Tuner>
したのバナーをクリックしたら、そのままiAPPに繋がりますよ。
<Watch Tuner Timegrapher>
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