PVDコーティングを剥がす
某フリマアプリにてSINNの656 PVD仕様を破格にてゲットしましたが状態はこのようなありさまでした↓↓↓
PVDコーティングが剥げ散らかしています(爆)
写真ではまだましに見えるのですが、実物を見るとまさにはげ散らかしたもりながのようです(ぎり大丈夫)
でまずPVDコーティングとはなんぞやという方に↓↓↓
PVDコーティングとは
PVD(Physical Vapor Depositionの略で、物理蒸着法の意味)コーティングは、比較的低温(400~600°C)で形成されます。この工程では、金属が窒素などと反応して蒸発し、切削工具表面に硬い窒化物コーティングを形成します。
PVDコーティングは硬いため、材種の耐摩耗性が増します。また、PVDコーティングの圧縮応力により、切刃じん性および熱亀裂に対する耐性が強化されます。
とグーグル先生は言われておるが、簡単に言えばメッキです。DLCコーティングもコーティングの材料が炭素になっただけで一緒です。
でこのままでははげ散らかしすぎている為、コーティングを取ってSSブラスト加工の656にしてしまおうという魂胆です。
で剥がし方ですが、方法は三つ・・・
① 酸で表面のコーティング剤を溶かして剥がす
② サンドブラストで剥がす
③ 見なかったことにしてそのまま転売(爆)
ということで③が一番手っ取り早いと思いましたが、まずメッキと同じ要領で①を試してみました。
写真を撮りに取り忘れてしまいましたが、まずケースから機械を抜き、サファイヤガラスを裏から押し出すとケースからガラスが外れます。SINNのベゼルはケースと一体型の為、外れません。ガラスを外したら、ガラスがはまっていたクリスタルガスケットを爪楊枝で頑張って取ります(ガスケットと教えてくれた方、感謝です)そしたらケースだけになりますので酸の中へぶち込みます↓↓↓
噂のサンポール入浴です(爆)
成分に塩酸9.5%が入っていますので塩酸を手に入れるのに一番安上がりです。ただめちゃ臭い+指を投入するとつるつる(溶けてる)になりますので注意して下さい。ビンは100均のガラスビンに蓋がついているものです。ただ金属の蓋だと溶けますので注意して下さい。
もうすでにこの画像ではコーティングが剥がれていますが、実は1週間以上つけた後です。またリューズを付けたまま投入したらリューズは大丈夫だったのですが巻き芯が溶けつつあったので途中で外しています。
いいところまでは剥がれますが細かいところは取れません。またあまりつけすぎると後ほど記載する悲劇が起きますので表面が取れだしたらやめたほうがいいと思いました。
その後は、②のサンドブラストで剥がすですが、ホームセンターで売っているプラの化粧ケースに穴を開けてブラストルームを自作しました。画像が無いため、省略しますがアルミナでまずコーティングを剥がし、その後にブラスト加工用のガラスビーズで吹いたらこんな感じになりました↓↓↓
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ぱっと見はいいんですが、サンポールにつけすぎたせいかSSにヒビ見たいな傷が入ってしまいました。アルミナでも取れないのでやっぱりサンポールにつけすぎるのは注意が必要です。ただ素人なりにまあまあ良く出来たと思います。ガラスの表面も無反射コーティングが剥がれていたのでリューターで研磨してコーティングを剥がしています。
ただ、、
サンポールのスメルがすごいですぅぅ(爆)まさにくさすぎぃ!
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